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SAROMAN BLUE 鈴木健司

SAROMAN BLUE 鈴木健司

10チャレンジ富士五湖112キロ反省記準備編

2010チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン112キロ反省記~準備編~

この大会は昔から出ているが、元々は6月のサロマ湖へ向けての練習として80キロや77キロに参加していた。徐々に距離を伸ばしていき、112キロを完走するまでになった。

しかし昔の117キロで14時間30分の制限時間ならば完走はできないだろう。112キロですら、自分の実力から言えばいっぱいいっぱい!サロマ湖のギリギリタイムで走っていては最後が間に合わない。12時間40分で100キロまで辿り着く計画を如何に実行できるかだ。

112キロは2007年・2009年と完走。タイムは14時間27分と21分だ。今年もなんとか完走したい!

今回は今までのウルトラと違うことがある。それは道具だ!足元から『NEWTON』『CEP』『ザムストアーチサポートソックス』『アシックスコアバランスタイツ』『2XUハーフタイツ』この下半身の構成がいつものスタイルとかなり違った。
CEP
CS-16
(一部他店リンク・アートスポーツ池袋店で展開中)

写真を並べて比較しよう。今回が左。右は昨年のサロマ湖。
スタイル スタイル
通常はNBシューズMR967、シルクソックス、アシックスコアバランスタイツ、CWXロングタイツが基本だ。



今回『NEWTON』で走ろうと思ったキッカケは昨年の11月の練習再開時から。今までは10キロくらいのレースでしか履いていなかった『NEWTON』を12月のつくば6時間走に使って見ようと思ったのだ。遡って昨年3月のお台場24時間走でも、途中から『NEWTON』に履き替えたら痛いところが気にならなくなり、速く走れたのは実感していた。

これは!と思い、9月の信越五岳以降初めての練習から履きだした。

すると心拍数やストライドに大きな変化があった。自分のウルトラの完走ペースを維持するのに、設定の心拍数は147~150の間。これより高いとオーバーペースが明らかだ。そしてペースは6分30秒から始まり、徐々に下がっていく。ストライドも90センチ前後から始まり、70センチ台まで縮まってしまうのだ。

それが『NEWTON』を履くと同じ心拍数でありながら、ペースは5分30秒。ストライドは110センチ前後まで広がった。試しにペースを基準に練習を6分30秒で走ると、心拍数は140前後に下がったが、非常に走りにくく余計に疲れてしまったのだ。

以上のように練習や大会を利用してデータを取り、最終的には『NEWTON』を選んだ。怖さも正直あったが、後半脚が使えるとも思っていた。

次にソックスだが、定番の『シルクソックス』を今回は外した。でも雨が降ったらどうしよう!?というのもあり、最後まで悩みながらテストを重ねた。

今回は『CEP』を文句なしに履きたかった。ふくらはぎの疲労感の違い、ニット素材による保温性・濡らせばクーリング効果もあり、超ロングにどんな効果を発揮するのか確認したかった。練習ではシルクソックスを履いてから『CEP』を重ねたり、色々と試したがアーチサポートを重視し『CEP』の上にザムストを重ねることにした。自分の足は踵が非常に狭く、逆に前が幅広。今まではそれが普通で履いていたが今回は踵に重点を置いて臨んだ。

続いてはタイツ。定番はやはりCWXだ。レボリューションの履き心地も気持ちが良い。しかし今の自分のカラダは膝に不安はまったくない。で、あれば膝を出す形でコンプレッションタイツの『2XUハーフタイツ』と『CEP』で組み合わせるのが最有力だった。しかし朝の気温はマイナス2℃と寒い。上をロングタイツにするか迷いに迷った・・・しかし宿から外に出ると『CEP』の暖かさが心地良く、これはいけると確信して『2XUハーフタイツ』に決めた。インナーにはもちろん『アシックスコアバランスタイツ』を着用した。

不安要素としては、練習で痛めた右のくるぶし付近。走り方を変えれば問題ないと思ったが、『クリオマジックポイント』をくるぶし周辺に、安全策で『ニューハレXテープ』、さらに足裏・太もも裏・腰には『レモテープ』、肩には『カイゼンV』とあらゆるテープを張った。

そして上半身にも『アシックス肩バランスアップアンダー』を使用。今回のアウターウエアは『アシックス・ドライプレミアム』Tシャツピンク。出発前夜、HANA(奥さんに)『ARTSPORTS』ワッペンを右肩に付けてもらった。これにピンクのサンバイザーで、今までの『ニコちゃんバンダナ』はネックウォーマーとして使用した。

2010-04-24 20:00:21


携帯食についても記しておこう。この辺りはもう定番化した物ばかり。特に主食となる『ショッツ』はフラスコ2本を使いワイルドビーン6本・ベリーバナナ4本だ。そしてレース中に携帯できる固形物として『ベスパオーカニック』こちらは4つを前半と後半に分ける。次にグリコーゲン系を燃やした後に残る乳酸対策として『メダリストアミノダイレクト5500』5本。後半に胃が弱った状態では摂りずらくなるので、前半に3本詰めた。

最後に欠かせないのが、『アート鈴木・スぺシャルドリンク』だ。中身は『フィードバックプロテイン+ショッツ(ワイルドビーンorピットインでも可)』。これを持っては行かず、着替えの51kmと69kmにシェイカーと一緒に預けておく。これでスペシャルドリンクの置けない大会でも確実に1回は摂る事ができる。(富士五湖は2か所・サロマ湖はスペシャル用エイドが3か所)食べられなくなってからでもこれさえ飲んでいれば!と言う優れものだ。

後半用の分量は69キロの本栖湖行きの荷物に預け、スタートから携帯するポーチの中身は積極的に消費するように心掛ける。それによって前半からのガス欠は大いに防げるのだ。プラスでのど飴を入れた。口の中の乾燥を防ぐためだ。昨年の信越五岳でも脱水症状になって何も摂れなくなっても、飴だけで2時間以上の下りをクリアできたことも関わっている。



と言う感じで、万全の用意をして臨んだ富士五湖112キロ・・・。いよいよスタート。


2010チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン112キロ反省記~準備編~
2010チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン112キロ反省記~レース編~



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